プリモシーンデビュー1周年とリアオリヴィアのデビュー戦を控えて
プリモシーンデビュー1周年とリアオリヴィアのデビュー戦を控えて
プリモシーンが9月17日にデビューを迎えてから1年。あっという間だった。
当時を振り返ると、一口馬主を始めたはいいものの、初勝利の遠さに唖然とする日々を過ごしていた。
そんな中で迎えたプリモシーンのデビュー戦。
出色の調教のタイムと馬体、そして調教師のコメントから嫌が応にも期待は最高潮に達していた。
2017年9月7日
木村哲也調教師「6日に南Wコースで時計を出しました。3頭併せの後方から追走し、直線は最内に併せて同入しました。先週同様、ハミを取ったり抜いたりとまだ不安定なところはありますが、最後まで楽に動いていましたし、能力は高いと思います。来週のデビュー戦の鞍上は戸崎騎手にお願いしました」
前日には競馬新聞を買いあさり、そのどれもがプリモシーンに本命を打っており、
確勝を期して、翌日は雨の中山競馬場に向かう。
しかし現実は甘くはなかった。
直線で抜け出し、ついに初勝利だ!と思った刹那、トーセンブレスの暴力的な末脚にあえなく屈したのだ。
当時の絶望感は今も鮮明に覚えている。凄い馬かもしれない、という期待がバラバラに砕けちった。
トーセンブレスさえ産まれていなければ、いやいやそこまででなくとも、このレースを選んでいなければ。。。
無意味な考えが、脳の奥底から湧き出てくる。
その後の活躍は目覚ましいが、新馬戦敗退時は1年で重賞を2つも勝てる馬になるとは思えなかった。
さて、今週はリアオリヴィアがデビューを迎える。
出資当初から期待は大きいものの、この1年、トモの薄さが気になって仕方のない馬である。
ヴァンギャルドなどディープ産駒の牡馬の強敵もいる模様。
調教は悪くはないものの抜きん出るまでのタイムは出ておらず、不安が勝る。
思えば夏のコメントは「この馬なりに良くなっている」のオンパレードだった。
挙句、厩舎に入ってからは「この馬なりに飼い葉を食べている」とのこと。食までこの馬なりに、とは。。。グルメなんかな。。。
記事になったと、喜んで見てみては、量産型ディープインパクト産駒という内容に目眩を覚える。
リアオリヴィアはノーザーンファームのイベントで懸賞になったようだが、
リアアントニアの18をセレクトセールで高く売るためだったのではないかという邪推までしてしまう始末。
とことん救いようのない、ネガティブスパイラル。
馬だけではない。
加えて、角居調教師の不祥事。名伯楽のコメントを楽しみにしていたにも関わらず、それも叶わない。
処分は一体いつ出るんだろうか。。。こんなにかかるものなのだろうか。。。わけわかめ。
当時、調教助手の方のtwitterが話題になったが、
イニシャルから、ひょっとしたらこの方が担当なのかもしれないと密かに期待している。
なぜなら、ボスがいないだけで、何も変わらん、と仰っていたから。
鞍上はデムーロ騎手ということで、期待も高まる!!
が、が、が、一方で騎手のコメントは何とも読み解きづらい。
う〜〜〜〜〜ん。リップサービスと言われれば、そんな感じもする。
担当助手「12日にCWコースで追い切りました。デビュー戦はミルコ(M.デムーロ騎手)にお願いしているので、今回の追い切りで感触を確かめてもらいました。道中は3頭縦列の2番手に取り付け、最後の直線で真ん中に入れて追い出しにかかりました。ジョッキーは『折り合いは問題なかったし、追い出してからの反応は良かったですよ。とてもいい馬だし、初戦から良い競馬をしてくれそう』と言っていました。先週末に坂路で時計を出した時は、まだ非力さが感じられましたが、周回コースではしっかり走ってくれたので、実戦に行って力を発揮してくれそうですね。来週の競馬に向けて体調をしっかり整えておきます」
シルク2015年産は出資4頭ともデビュー戦は勝ち負けで2戦目には全頭勝ち上がったが、
シルク2016年産出資馬のトップを飾ることになるリアオリヴィアのデビュー戦は不安で仕方がない。
ジェットコースターのようにテンションが上がったり、下がったり、下がったり、下がったり、しているが、
まずはとにかく、無事に。できれば見所のあるレースになればありがたき幸せ、、、
と自分に言い聞かせ、床につくとしよう。
パチンコでそこそこ熱い保留の時に、首を傾げながら周囲を牽制するが如く控え目に。心穏やかなフリをして当日を迎えたい。きっとそれくらいの方がうまくいく。
眠れねーけどな!!!