キングスヴァリュー は頑張った5着 ダイアトニックは残念な3着
リアオリヴィアの惨敗に心砕けた昼下がり。
今後の行く末が不安になるも、JRAはそんなことは勿論気にしない。淡々と番組にそってレースは続いていく。
そして迎えた茨城新聞杯。キングスヴァリューが登場!
優勝の期待値は高くはないが、応援するのが出資者のつとめ。
パドックでは周回を重ねるにつれて、歩様が大きくなり、良くなっていくが、馬券で勝負する気にはなれず。
500キロ弱あるが、やはり筋肉の柔らかさとトモのボリューム感が物足りなく見える。
レースはルメール騎手の好騎乗もあり5着。4コーナー手前までは期待するも、直線はジリジリといった伸び脚。落鉄もあったようだ。
1000万下でもソコソコ戦えそうというポジティブな感情と、現状での限界も見えてしまったというネガティブな感情とが入り乱れるレース結果となった。
あらためてグリーンチャンネルで振り返るとショームは同じ3歳馬ながらキングスヴァリューに欠けている柔らかさとトモのボリュームを持っており、今後が楽しみである。
C.ルメール騎手「以前乗せてもらった時はもっとモタモタしていたイメージだったのですが、今日はブリンカーが効いてとても前向きでしたし、いいポジションで運べました。直線はワンペースで思ったほど伸び切れなかったのですが、右前を落鉄していましたので、その影響もあったと思います。昇級初戦でしたが、全体的に上手に走れていましたよ」
国枝栄調教師「前半はいい位置で運べましたし、もう少し直線は脚を使ってくれるかなと思っていたのですが、引き上げてきて脚元を見ると右前を落鉄していました。レース中のどこで外れてしまったのかは分かりませんが、落鉄がなければもっと上の着順に来られていたでしょう。でも昇級初戦にしてはまずまず悪くない走りを見せてくれましたし、このクラスでも頑張ってくれそうですね」
そして翌日、ダイアトニックが外房特別に出走。入場無料にビール半額、そして重賞とが重なり、場内はバク混み。ジョッキーイベントもあるようだ。
なぜほっといても人の来る重賞の日にイベントをやるのか。。理解に苦しむ。
入場無料で家族連れが増える→お父さんはビールを飲む→お母さんもビールを飲む→射幸心を煽られ沢山馬券を買う→ハズレる→酔った勢いも手伝い喧嘩になる→ベビーカーの子供が泣く→カロリーゼロ
おっと!良くできた企画じゃないか!
そして今回のダイアトニック中山遠征企画。体質が弱く数を使えない馬の長距離輸送。
ハンデを見込まれてとのことだが、確勝を期さねば、無駄足となる、ギャンブル性の高い企画に仕上がっている。
ダイアトニックに会えるのは嬉しいが、中間、硬さを気にするコメントもあり不安も大きい。
そんなこんなでパドック。いつも通りチャカついているが、気にしない。
気になるのは、まだ芯が入っていないというか、もっとこうパンとしてくれば、という印象。単勝大勝負は見送ることにした。
一方でこの馬のポテンシャルを信じているので、能力の違いでこの中山遠征企画を成功で終わらせてくれることも期待せずにはいられない。
そしてレース。ややで負けして後方から追走。
プリモシーン、キューグレーダーの2頭で出遅れメンタルは多少鍛えられているが、ダイアトニック、オマエもかぁぁぁ!!!
直線では絶望的な差を必死で追い上げ3着。
うーーーーーーん。。結果論であるが、やはり能力を信じて阪神のハンデ戦の方が良かったように思うが。。
北村友一騎手「返し馬から結構気が入っていましたし、ゲートの中でも落ち着きがなく、伸び上がるようにゲートを出てしまいました。ペースもあまり流れなかったですし、最後は差を詰めてくれているものの、前半のポジションの差が出てしまいました。今日はスタートが勿体なかったですね」
安田隆行調教師「出来れば4番手以内くらいで運びたいなと思っていたのですが、伸び上がるようにゲートを出たことで、スタートで後手を踏んでしまいました。前に行った組で決まってしまったように、ペースが落ち着いてしまいましたし、いつもほどの伸び脚は見られなかったですね。この後はトレセンに戻って状態を確認させていただいてから、どうするか考えたいと思います」
あがり33.6でいつもほど伸びていないとな??これはポジ、ネガ、どちらに取れば良いのだろうか。。
週末はリアオリヴィア、キングスヴァリュー、ダイアトニックと3頭出走。
悪くても1勝、できれば2勝を期待していたが、やはりそう上手くはいかないものである。