ダイアトニック 安土城ステークスを攻略!最高ッス!
日本ダービーの日は競馬ファンはどことなく浮足だった雰囲気がある。
例えるならば、中学校のヴァレンタインデーのような。
小生、不本意ながら、そのヴァレンタインの喧騒に巻き込まれることはなかったが、日本ダービーは参加自由!!もちろんウインズで参加しますよ。
ただ残念ながらコンディショニングをミスり、親知らずというハンデを抱えての参戦。酒がめちゃくちゃ染みる。
昔の人は親知らずを抜いてなかっただろう、親知らずの痛みは現代人の甘え理論で放置してきたことが悔やまられる。
ただ今年はダービーのひとつ前の京都10R安土城ステークスが、実質のダービー。
なぜならダイアトニックが出るからね!!
プリモシーンとの出資馬頂上決戦に敗れ、京王杯かな?と思っていたが、必勝を期してか、安土城ステークスへの参戦。
ここで賞金を稼いで秋に、、という思いも透けて見える。
しかーし、トゥザクラウンが京王杯好走を経て参戦。あちらさんも、春を迎え本格化の兆し。
祇園ステークスからの再戦と相成った。
巷では今年の流行語大賞を狙っているが如く、ノーザンの使い分け、がよく言われているが、トゥザクラウンと使い分けてくれよーーー!と心から思った。
パドック党からすると、分かりやすい好馬体で明らかに走りそうな印象を持つ。
ただダイアトニックはカッコイイなぁー、と思わせる馬。尻周りを含めて丸みのある馬体からは伸び代というか、ゆとりを感じさせる。それでいて緩慢なわけではなく、歩様はキビキビ力強く、クビの使い方も実にリズミカル。さらに風になびくタテガミ。誉め言葉かはわからないが、限りなく肉食動物に近い馬といった印象を受ける。
馬っぷりとしてはトゥザクラウンが上だが、生物としてはダイアトニックが上である。
ということで、◎ ダイアトニック ○トゥザクラウン でこの2頭の馬連馬単を買いまくる。
そして期待と不安の入り混じる中レース。
課題のスタートをなんとかこなし、中団へ。
前は33.9と速めのペース。
これは、、良い!!
しかしそうは問屋が卸さない。
4コーナーから最後の直線、上手く前が開くか不安な隊列。
キタムラ、、頼む。。開け!!!!!
開いたーーーーーーーー!!!
その時、北村騎手が左ムチを一閃!伸び脚が変わる。
内からはリバティハイツ。マッチレースの様相だ。
くぅーーーー。ダイアトニックのレースは毎回楽させてくれねぇぜ。
密集したウインズの中で小生が、叫ぶ!!
キタムラァァァ!!キタムラァァァ!!!!
ただダイアトニックは抜かれないさと、どことなく冷静な小生もいる。
このキタムラァァァ!!の叫びは、ひょっとしたら、ダービーに向けてソワソワして、どことなく安土城ステークスに集中していないウインズの空気を切り裂くためだったのかもしれない。
ねぇ、おじさんたち、もっとダイアトニックを見て!!!
ねぇ、そこのボーダーペアルックのカップル、ダイアトニックすごいでしょ??
ゴールの瞬間はよしっ!!!とガッツポーズ。
周囲の注目を集めるも、そこは清純派の小生。馬券はトリガミかも、と呟くことは忘れない。
結果、パドックでよく見えたのでリバティハイツとの馬連を買っていたが、トゥザクラウン相手を買いすぎていたため、ギリギリプラスにならず。。。
もういい。馬券はいい。
ダイアトニック、これで5勝目。なんて馬だ。
これで再度重賞戦線に殴り込みをかけられる。
後日、録画を見たら井崎先生も本命だったようだ。その時に16 は長い、12は忙しい、14バッチリ、というようなことをおっしゃっていた。
この先、14だけだとレースの選択肢が狭まってしまうし、G1もない。まだ成長しているとのことだし、今後この言葉を覆してくれることを期待したいし、未来は明るい!と思わせるレースだった。
安田先生、北村友一騎手はじめ関係者の皆様、ありがとうござました。