東京サラブレッドクラブ入会断念!元ディエンティの17ことレッドラトゥールよ、モーソンピークと約束の地で会おう!
昨年のAW(秋冬)、ノルマンディーの不調、そしてシルクは馬が買いづらくなりそう、さらに2017年産の出資馬が、モーソンピーク、ポレンティア、コバルトウィングの3頭のみ、という現状を鑑みて、クラブと出資馬を増やすことを検討した。
ロードカナロア産駒を狙って、ロードサラブレッドの入会を検討したが、100%コレダ!!という馬とは出会えず見送り。
ふんふふーん♪とインターネットサーフィンをしながら出資候補を探す。
そして出会ってしまったのが、東京サラブレッドクラブのディエンティの17。
馬体は小さかったものの、動画から柔軟性溢れる歩様と筋肉に目を奪われた。
さらに11月30日の更新写真。
トモのボリュームがやや気になるものの、馬体重も453キロに増え、何よりバランスがとても良い。
しかも東京サラブレッドクラブの更新の丁寧さも相まって出資意欲が益々増す。
馬代以外は、買いたくなる要素が満載。
そう、馬代以外は。。
モーソンピークにつぎ込んだので、今年の残予算はほぼなし。
ただどうしても欲しい。。。そこからはインターネットで眺める日々が続く。。。
そして、春を迎え、買わない、という結論を出した。我慢と言ったほうが正しいだろう。
理由はいくつかある。
•470キロを超えたら買おうと思っていたが、こえなかったこと。
•クルマを買い替えることにして、お金が尽きたこと。
•Dr.コパさんが馬代の平均は5000万を超えると回収が難しいと何かで仰っていたのが印象に残っていること。
# 回収に拘ってはいないが、なかなか含蓄のあるお言葉だと思う。
•友人がいないので、誰からも煽られなかったこと。
そして何よりも、以下が大きな理由。
•縛りがあった方が面白い趣味だと思ったこと。そしてモーソンピークの方が良い馬だと思ったこと。
小生の話で恐縮だが、ブラストワンピースは買えるのに買えなかった馬。
購入を検討したにも関わらず、目指せ1勝がテーマの世代だったため、ハービンジャーを嫌ったのと、ダイアトニックがキャンセル募集に来ることを見越して予算を取っておいたため、出資できなかった。
ブラストワンピースよりもダイアトニック!と思ったのだ。
が、全く後悔はないし、ブラストワンピースの活躍ぶりにアチャーーとは思いながらも、応援している。
# ダービーは本命にしてやられた。。くそ、金返せ!!
馬券についても、パドックからあまりよくは見えず、悩んだ有力馬は、一頭程度あえて外して予算を別の馬に回して購入。しばしば失敗している。
# 最近だとダノンプレミアムや、リスグラシューなどを切ることが多い。ダービー卿に至っては、フィアーノロマーノ、よく見えたにも関わらずマイルは長い馬体!と決めつけバッサリと切った。くそ、金返せ!!
何もこれは、意図的にやっているものではなく、自然とこうなってしまった。
お前ドMファーム生まれ、厚木の女王育ち、ツリ目の女性の、だいたい奴隷♪
という子守唄で育った結果、遺伝子が己の中で流転したのだろう。
自分を縛るルールを設定し、悩み選択し、その決断が正しかったのか、後々答え合わせすることに喜びや面白さを感じるのである。
ディエンティの17こと、レッドラトゥールはとても良い馬だと思うし、一頓挫あっても走ってくると今でも思う。
が、同じディープインパクト産駒で価格もそれなりの中だと、願望込みでモーソンピークの方が良い!とも小生は思ってもいる。
であるならば、借金をして2頭出資するよりも、あえて出資せずに、ライバルとして成長を追い、いつか大きな舞台で対決する日を夢見た方が、面白いと思ったのだ。
ディエンティの17、出資は叶わなかったが今後の成長を見守っていきたい。
予算の限られた中で一口馬主の趣味を長く続けるためには、こういった楽しみ方も、また一興ではないだろうか。