清純派 一口馬主ライフとパドック予想師!誠意の競馬日記と反省

一口馬主雑感をお届けする競馬ブログ。シルクホースクラブとノルマンディーに入会し、さらに東サラとキャロットにも入会。一口馬主中心の競馬生活を過ごしています https://twitter.com/paddock_keiba

スピリチュアルな馬、モーソンピークは新馬戦4着。目に見えない力は発揮できず。外国の競馬よろしく、出馬投票後の取消は出来ないのかな?

スピリチュアルな馬、モーソンピークは新馬戦4着。目に見えない力は発揮できず。外国の競馬よろしく、出馬投票後の取消は出来ないのかな?

 

モーソンピークのデビュー戦が終わった。大物かも?という期待と、厩舎の方のパーティーでのお言葉、そして近況コメントから察せられる、不安の入り乱れた感情からの、想定していた範囲での敗戦を経て、今は、落ち着いている。

放牧をされたことで、年内に勝ち上がれない可能性が高くなった。つまり、春のクラシックへの参戦は非常に困難になったと言えるだろう。

 

しかしこの現実を受け入れ、心は整っているのだ!

 

◆ 前日

大粒の雨が一定のリズムで降り続ける。その単調さは止まないのではないかと思わせるほど。何度も空を仰ぎ、そして憎んだ。

新聞を3紙買ってみるが、いずれもモーソンピークは3ー4番手の評価。プリモシーン、パロネラがグリグリだったことを思い出すと、さらに不安が募る。

ここで思う。モーソンピーク、馬場重いのが得意なわけがないし、出走やめられません?海外競馬は当日の馬場状況で出走やめるとかあるじゃないですか?

というわけでWikipediaに聞いてみると。。

 

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日本の競馬では出馬投票後の出走取消は疾病などによるやむを得ない場合に限られている。外国の競馬では当日の馬場状況によって出馬投票後に出走を取り消すことは多々ある。

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うむ。。なかなか難しいようだ。ただ仮病でなんとかならなかったものかなぁ。。

 

◆ 当日

雨はあがったものの、馬場の回復は絶望的。

腹をくくって競馬場に向かう。

パロネラよろしく、モーソンピークもなかなか持っていない馬なのかもしれない。と、不安が増す。

 

小生は装鞍所の見えるレストランで優雅にモーニング。モーソンピークは見分けられる自信もあったのでアイスティを嗜みながらモーソンピークを迎える。

 

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モーソンピークは白いシャドーロールがよく似合う!ただ遠目ながら少し馬体に余裕があるようにも見える。

 

そしてそれは馬体重を見て納得。470くらいあるといいなと思っていたが、まさかの488キログラム。これはオーバー?ネリ状態?

 

◇ そしてパドック

G1の日はパドックの前列はビニールシートで覆われる。これだから出資馬が混む日に出るのは嫌だ。

あたりを見渡すと、ひとひとり入れる隙間を見つけ、すかさずスペースを埋める。

 

昼休み休憩を経て遂にモーソンピーク様の登場だ!!

 

パドック

まずの印象は綺麗な馬。歩様は大きくないが、適度な柔らかさを持っている印象。筋肉は思ったよりも引き締まっており、質感もやや硬さを感じる、しかし硬さがない雰囲気で良い。

ただ馬体重が示す通り、まだ太く感じる。一度使ってから、だろうか。

距離もどうだろう、胴伸びはそこまででもなく、フレームからだけだと、マイラー寄りにも見える。でも筋肉量は足りないんだよな。。

 

最近の生で見た新馬戦だとルナシオンが印象に残っているが、あくまで仕上がり状況、で言うと差があるように感じる。

 

http://paddock.hatenablog.com/entry/2019/10/14/122336

 

ツラツラとりとめもなく書いたが、とにかく、綺麗な馬でオーラはある。が、ピュアなパドック診断としては圧倒的には見えない、と言うのが正直なところ。

うーーん、スピリチュアル!!

 

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本馬場入場からレース

 

本馬場入場を見届けにダッシュで移動。

 

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そしてレース。

 

スタートは五分。が、追走に苦労する。思った以上に手が動いている。

 

この時点で厳しいレースになることを予想。ぐぬぬぬ。やはり走りづらそうである。

4コーナーを過ぎて外に出し、長い直線へ。500メートルをきり、ここから圧倒的な脚を、、、

 

つかわねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!

 

ジリジリと伸びるが前の2頭との差は広がるばかり。

最後は真っ直ぐ走ることすら困難なのか、あまり追えず。ソードライン との激闘を制し4着で入線。

 

◇所感

トビは大きく綺麗に見えるので、馬場が合わなかったことは間違いない。

が、それにしても脚力がまだ足りないように見える。脚が伸びた後、収縮が遅く見えるというか。よくゴム鞠などに例えられるが、その筋肉が伸びた後、元に戻る反発力に欠けた走りのように見えるのだ。

なので、キレる脚を持っていないような走りに見えてしまう。

これは鍛えていけば、激変ものなのだろうか?筋肉だけというよりも関節の使い方とか、そういったところからも影響がある気がするが。。

 

レース後放牧に出るということで、なかなか春のクラシック戦線にのることは厳しそうだ。

 

新馬戦では残念ながら、高い能力を感じることは出来なかった。が、見栄え以上に走りそうな、そんな言葉を超えたオーラはありそうにも見えた。

モーソンピークはきっとスピリチュアルな馬なのだ。

 

いつか目の前で勝ってくれることを信じたい!