望みはひとつ。アスリートとしてリスペクトされて欲しい!プリモシーン惨敗に思うこと。
望みはひとつ。アスリートとしてリスペクトされて欲しい!プリモシーン惨敗に思うこと。
プリモシーンが関屋記念に出走。結果は惨敗。残念。
ただ確かに残念ではあるが、プリモシーンは既に出資金額を超える賞金を稼いでくれている上に、未勝利戦と東京新聞杯で口取り、ヴィクトリアマイルでの好走、さらには天栄での見学、クラシック出走と惨敗、などなどなどなど、ポジネガ含めて一口馬主ライフとはなんたるかを一通り教えてくれた馬。
さらにG1勝利という目標を残してくれていることも心憎い。そんなことを含めても小生にとっては最高の馬だ。
G1奪取の最後のチャンスと思われた前走での凡走を見てからというもの、戦前もこの期に及んで「もう一丁!!」とも思えず、
「もはや結果はどうでも良い。レースで元気に走っている姿を見せてくれれば良い。」
と思うようになっていた。
が、今回のレースを見て、目的やその先の目標がわからないまま、そして状態も上がっていない状況で、無理に出走しなくても良いのでは?と考えをあらためるようになった。
超クールに言ってしまえば、プリモシーンは金融商品。レースに出してくれるのはありがたいし当然なのかもしれない。
ただもはや稼ぐことよりも、関係者の皆様に「尊重にされている」ことを実感したいと感じている。
もちろん大事にされていることは分かっているが、陣営のトーンなどからはピークアウトした印象を受けてしまう。もしそうなのであれば・・・。もしプリモシーンの勝利を陣営が信じられなくなっているのであれば・・・。
その状態でレースに使われるのであれば、実績を残したアスリートとして、リスペクトされているとは言えないようにも思う。超複雑。
小生はボクシングが好きで、幼い頃、辰吉丈一郎選手が好きだった。
勝ち負け以上にリングでボクシングをしていてくれればいいとさえ思う選手だった。
ただ流石にウィラポン2で盛大に散った後は、一つの時代が終わった寂しさを感じた。
今のプリモシーンは辰吉選手に置き換えると、サラゴサ戦2の後か?それともウィラポン戦2の後か?どちらだろうか。
頭の片隅ではまだイケる!!!復活を!!!と願っているが、心のどこかで一つ区切りのついた思いも感じている。
そんな関屋記念だった。