パラダイスリーフ引退に寄せて。道のりを振り返りつつ、ただただ感謝を伝えたい
6月24日、パラダイスリーフが、左前脚の支持靭帯への損傷によって引退となった。
新馬戦〜新緑賞の連勝と口取り、クラシック出走を夢見るも夏の停滞からの屈腱炎を発症による長期療養。
2年以上ぶりの復活勝利から最後重賞挑戦まで辿り着いてくれて感謝しかない。
■ 出資時の評価
占いと馬体評価でトップのため迷わず申し込み!緩い抽選を経て出資決定!
改めて見ると当時は今よりは出資大分しやすかったことが窺える。
馬体は小柄だったものの、動画の動きがとても良かった記憶がある。
ちなみにシルクの2016年産獲得金額上位5傑は以下の通り。
馬体診断当時の小生コメントもついでなので振り返ってみる。
1)ディアンドル
目を引く馬体。歩様もなかなか良く悪くないのでは?
2)ヒンドゥタイムズ
馬体は悪くなく見えるが前脚の歩様が外弧気味なのが・・・。
3)ウィクトーリア
う〜〜ん。これといった特徴を感じなかった。動画は脚に弱さを感じるが。。上が走っているので。。
4)ブランノワール
これはとても良いのでは?肩がちょっと立ち気味だが、腕の伸び方は凄く良いと思った。
5)パラダイスリーフ
振り返るとウィクトーリア様へのコメントが恥ずかしい。パラダイスリーフは5位にランクインしたようだ!
■ なかなか入厩しない!!!!
春頃から入厩を意識したコメントが続くも、6月、7月、そして8月と入厩せず!!
パロネラと共に焦らされ続けたことに小生の焦りと苛立ちも目立っていたようだ。
結局入厩は10月まで待つことになる。
■ 遂に天栄で対面!!!まだまだデビューは遠そうな2歳の晩秋。
ゲート試験をパスしてパラダイスリーフは天栄へ。それに合わせて小生も天栄へ。
思えば初の牧場見学だった。
当時はプリモシーンに加えて、パロネラと共に見学。
まだまだこれからといった印象だったけれど、直接触れる機会に恵まれた際に、体温をすごく感じたことも鮮明に覚えている。
■ 調教はイマイチもデビュー勝ち!そして2連勝で連続の口取り!
調教はあまり目立たなかったため、半信半疑でデビュー戦の応援へ。
そうしたら・・・ずっと追っ付け通しのレースにも関わらず、直線力強く抜け出し新馬勝ち!!!
続く新緑賞でもゴール前見事差し切り、連勝!!!
2回連続口取りという、この上ない体験もプレゼントしてくれた!
出資者の皆様と、次はラジオNIKKEI賞ですかねぇ??なんて話していたことも覚えている。
■ そして屈腱炎・・・
夏の信濃川特別が案外でクラシック出走の夢はここで終了。
仕切り直して、晩秋の東京開催での出走に向けて調整中に浅屈腱炎を発症。
出資馬発の屈腱炎である。
■ 復活!!!!!同じく出資馬のモーソンピークに力の差を見せて優勝!!!
復帰に向けてゆっくりと調整が進められた2年間。
週一の更新と、他の出資者の方が稀にネットに投稿する牧場見学の情報を頼りに、長い期間を過ごす。
いよいよ復帰が現実味を帯びた時には、屈腱炎から再起した馬のその後を調査。
楽観できない現実に直面したこともあるが、走っている姿を見られるだけで満足という心持で復帰戦を見守る。
するとどうだろう!!!!
決め手の違いを見せつけて、まさかの復帰戦勝利!
中山競馬場に響いた拍手の音は忘れられない思い出になっている。
一口馬主をやっていて良かった!と心から思えた瞬間でもある。
関係者の皆様にも感謝感激雨あられである。
■ オープン馬となり目の前で重賞挑戦もしてくれた!ありがとう!
復帰戦の勝利後は足踏みが続くも、サンシャインステークスを好タイムで勝利してオープン入り。
そして迎えたダービー当日の目黒記念。
脚が不安なのに、東京使うか!?と思いつつも、秋の夢に向かうには確かにこのレースしか選択がないようにも思う。
小生も応援に駆けつける。
直線は「来たか!?」と一瞬思うも、伸びきれず。
無事だけを祈ったけれど、残念ながらこのレースを最後に引退の運びとなった。
■ だらだら書いてしまったけれど・・・
長年に渡り楽しませてくれたパラダイスリーフ。
振り返って思うのは、この馬に出資できて本当に良かった、ということ。
今後の馬生が幸せなものになりますように・・・。
最後にもう一度、パラダイスリーフ、ありがとうございました!