コバルトウィングがやってくれた!
金盃トライアルの口取りが当たったこともあり、急遽指定席を抑えて、仕事を切り上げ大井競馬場へ。
散々悩んだ結果、泥酔すべく車ではなく電車を選択。
電熱ベストをジャケットの下に仕込み、寒さ対策も万全で向かう。
それにしてもまだ陽が高いというのに、風も強く、とにかく寒い。
馬券を適度に・・・いや、全レース外しながら、ビール、ハイボール、ビール、ハイボールをローテーションしながら、コバルトウィングの登場を待つ。
19時半を過ぎて、コバルトウィングが登場。
周囲にはチラホラとスーツの方も散見される。仕事帰りの人も多いだろうけれど、きっとコバルトウィングの出資者の方もいるのだろう。
なぜならコバルトウィングに向けてシャッターを切っている人もいらっしゃるから。
勇気を出して声をかけてみようかとも思うけれど、そこは小生、シャイなあんちくしょう。声をかけることは叶わず、心の中で、口取りで会いましょう。とメッセージを送るので精一杯。
パドックでは久々に会えたことを喜びつつ、相変わらずの腹の太さと、厩務員さんに甘える姿に不安を感じるも、歩様は活気があり、近走に近い状態の良さも感じる。
ただ如何せんクラスも上がり、相手が強い。
前年覇者のウラノメトリア に何度も苦杯を嘗めさせられていプラブール。
これはあかんと、だんだん気持ちが弱くなっている。
気温の低さも相待って、馬券をババっと買って、自席を離れ、レースを待つ。
極限の寒さの中、ファンファーレを経てスタート。
ほどなく先頭に立ち、長い旅路をリードして進める。
4コーナー手前であたりで本田騎手のアクションが大きくなり、不安に襲われるものの、直線に入ってから逆に後続を引き離す。
これは強い!!!圧勝だ!!!!と思って油断した刹那、残り100mでコスモポポラリタが強襲!!!!
一完歩ずつ確実に差を詰めてくる。
「そのままっ、そのままっそのままままままぁぁぁぁぁぁぁ!」
「ぐぉぉぉ!!!交わされたっぽいぃぃぃ!!!!!」
諦めて帰ろうと思いつつ、口取りの集合場所に目を向けると、どうもスーツ姿の方々が集まっているように見える。
一応行ってみるかと向かってみると、素敵な笑顔を隠せない皆様が!
もしかして勝ったのか!?と思い誰ともなく質問してみると、どうも勝ったとのこと!!!
ここで喜びが爆発!!!!叫びたいのを必死で抑え、ニコニコしながら許可証を受け取る。
東京新聞杯、プリモシーン以来の口取り!!!とても幸せだし、皆さんも幸せそうだ!!!
藤田先生、本田騎手ともに気さくに話しかけてくださって、喜びもひとしお!
本当にありがとうございました!
コバルトウィングは6連勝で今年を締め括ってくれるという、去年の今頃は信じられない結果。さらに口取りのおまけ付き!
本当にありがとうございました!!!
来年は厳しい戦いになるだろうけれど、一つでも上の着順を目指して、頑張って欲しい!願わくば、南関重賞でも通用して欲しいなぁ。