東サラの特に高評価馬は以下の5頭。過去の馬と比較しながら、どっちがいいんだということで検討を進める。
7 レッドファンタジアの23
6 レッドアヴァンセの23
11 レッドレグナントの23
27 ボインビューティーの23
29 レッドメデューサの23
まずはレッドファンタジアの23について。 比較対象は半兄でもあり出資馬でもあるレッドファンタジアの19(レッドベルアーム)だ!
■ レッドベルアームについて
レッドファンタジアの19(レッドベルアーム)は小生が東サラ入会を決めた馬。
当時の評価を改めて振り返るとこんな感じ。
29 レッドファンタジアの19 牡 461kg
・馬体 5
静止画以上に動画が特に素晴らしい。動きもしなやかで伸びのある歩様。これはメチャクチャいいと思う。どれくらいまで大きくなるのだろうか。そこだけは気がかり。
今振り返っても良い馬だと思う!
デビュー戦は宝塚記念の日。キラーアビリティなど評判馬が揃う伝説の新馬戦で、キッチリと差し切り勝ちを収め、福永騎手をしてわざわざテレビで超絶賛してくれた馬。
あの頃は少なくともハーツクライ産駒の世代ベストだと思っていましたよ。
ただ決め手の無さが災いして、現在2勝クラスのダート戦戦で奮戦中。
怪我がないのはとてもありがたいんですけどね・・・。
ただ・・・出資した時は「最低でもダービーに連れて行ってくれる!」と思っていましたよ、ええ。
レッドファンタジアの23、「最低でもレッドベルアーム以上でなければ、出資はできん!」ということで偉大な兄を超えられるのか、比較してみよう!
■ 立ち姿の比較
上がレッドベルアームで下がレッドファンタジアの23。
一応言っておくと、どちらも4月上旬生まれで、撮影時期はレッドベルアームの方が1ヶ月遅い。
今見てもレッドベルアームは素晴らしい。長腹短背で後肢もすらっと伸び、まさに垢抜けた好馬体の典型だろう。
もしこの馬がG1でも勝とうもんなら、理想のサラブレッドの馬体として永遠に教科書に載り続ける、そんな馬ではなかろうか?この血統にして脚元が丈夫そうなところも特筆すべき点である。
4年前に戻っても幻想を追い続けたくなるような馬だ!
一方でレッドファンタジアの23。胸前とトモの実の入りが良い。特に大腿二頭筋のドロっと溢れそうな付き方は実に魅力的だ。腕のつき方もレッドファンタジアの23が勝る。
脚元は比較するとやや不安にも感じる。
小生はレッドベルアームの方がタイプだ。
■ 動画の比較
レッドベルアーム、やはり推進力があり柔らかさがあって良いと思う。ただ結果として、33秒台の上がりを一度も使えていないことを考えると、この見方を変えなければいけない。
シルクのツアーに行くようになって、カタログとかは最高に良いんだけど、トモ周りに緩さというか芯が入っていないな、と感じることがある。そういう目で見ると、レッドベルアームも、多少はそういう所があるような気もしてくる。
膝蓋骨から飛節あたりがグッとこないような・・・。専門家じゃないから知らんけど。
その一点で見ると、レッドファンタジアの23の方が勝っているようにも見える。
ただ、では決め手が凄くありそうか?と言われると、疑問ではある。膝蓋骨あたりが少し動きすぎるように感じるのだ。
■ 幻想を持てるのか?という話で結論づける!
どんな適当考察だとはいえ、ここまで書いたら結論を出さねばならない。一口馬主はドリーム。ということで、この対決はどちらが幻想を持てるのかという視点で結論をづけようではないか。
結論
レッドファンタジアの23はなかなか素晴らしい馬だけれど、レッドベルアーム以上の幻想は持てない!!
というわけで出資意欲は減少です!