宝塚記念は盛大に外してしまった。
レース前はストロングタイタンに注目していたが、
パドックでキセキがよく見えたため、軸としてしまった。
活気ある歩様に背中の柔らかさ、トモの充実など圧倒的によく見えたのだ。
結果は全くレースに絡めずの8着。スタート後にゼーヴィントに当てられたがそこまでの影響はないだろう。
デムーロ騎手は外枠に原因を求めたが、それだけではないだろう。
M・デムーロ騎手(キセキ8着) 「落ち着いていたし、折り合いも問題なかったけど、外枠がしんどかったです。きょうは内の馬場がよかったので直線は内に行きましたが、狭かった」
対抗はサトノクラウン。東京スポーツ杯で本命にして的中。ダービーでもドゥラメンテトの馬連をたらふく持っていたが、結果惜しい3着。
その後は買えば来ず、買わねば来る、と相性の悪い馬となってしまった。
今回はパドックの雰囲気に加えて、前年覇者で2200に強い、ということも加味して対抗と評価した。
結果は12着惨敗。。
石橋騎手(サトノクラウン12着) 「スタートもうまく決まって思った位置を取れたのですが…。気持ちを乗せるために馬の中に入れるイメージだったが、勝負どころで反応させることができなかった」
本命対抗がこの着順で、しかもパドックで純粋にみた結果、ということを考えるとヒドい予想をしてしまった、馬を見る目がない、としか言いようがない。
3番手にミッキーロケットを推していたが、もはや何の慰めにもならない。
2着のワーザーも細い、馬体も目立たない、と評価してしまったからである。痛恨の極み。
自身の哀れさに拍車がかかる。
救いは和田騎手が涙の勝利を掴んだことのみ。
思えばテイエムオペラオーには若かりし頃、たくさんの当たり馬券をプレゼントしてもらった。強いものは強い、ということを教えてくれた馬だった。
和田騎手は連勝の途切れた宝塚記念で、17年ぶりに時計を動かすかのように勝利した。
テイエムオペラオーが旅立った翌月ということも重なり、感動的な勝利であった。
17年後、今回のヒドい予想があったから、馬券で家が建ちました。と言えるように今日から自らを律していきたいと思う。
和田騎手はテイエムオペラオーに会うことを我慢し、ジブラはラッパーとしての成功と引き替えに肉を絶った。
小生は次に万馬券を当てるまで、タイへの渡航を我慢しようと思う。