清純派 一口馬主ライフとパドック予想師!誠意の競馬日記と反省

一口馬主雑感をお届けする競馬ブログ。シルクホースクラブとノルマンディーに入会し、さらに東サラとキャロットにも入会。一口馬主中心の競馬生活を過ごしています https://twitter.com/paddock_keiba

ダイアトニックありがとう!!!!!小生的一番の想い出は祇園特別で口取りできたことかなぁ。

本日お昼頃「ダイアトニック号 競走馬ファンド運用終了のご報告」の通知が届く。
有終の美を飾った阪神カップから約3週間。終わったんだな、という実感が増す。


小生のブログでダイアトニックを振り返ると、沢山の記事が残されており、ブログをやっていて良かったと思う瞬間でもある。

改めて読み直して物思いにふける。仕事中だけど。

paddock.hatenablog.com


出資時は一口馬主ライフ実質初年度で、どれくらい当たるかなどなどの勝手がわからず、先行募集での申し込みは見送ったものの、通常募集時には既にキャンセル募集での応募を心に誓っていたことが窺い知れる。そして思惑通り?キャンセル募集での出資が決定。

 

レースに行ってからは、衝撃の末脚でカンタービレを差し切ったデビュー戦、
飛躍の4歳冬〜春シーズン。
スミヨン騎手の豪腕が唸ったスワンステークスでの重賞初制覇。
無観客競馬での高松宮記念の幻のG1制覇。
怪我からのカムバックを果たした7歳シーズン。
と、どれも思い出深いものばかり。

 

ひとつあげろと言われたら、絶望的な位置から差し切り、口取りをプレゼントしてくれた、祇園特別だろうか。
競馬場の昼休みには、ポケモンのジム戦で孤独を紛らわせていたことも、今となっては良い想い出である。

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幻のタイトルとなった高松宮記念以降、種牡馬になるために、悲願のG1を・・・と願っていたのは小生ばかりではなく、おそらく全ての関係者様、出資者の想いだったのではなかろうか。
小生的には仮にG1に届かなくても、この長い活躍が岡田牧雄様のお眼鏡に叶い、レックススタッド様で・・・などと阪急杯制覇以降は夢想してしまっていた。

 

そして2022年秋シーズン。スプリンターズステークス4着、スワンステークス勝利と古豪健在を、世に知らしめ、G1制覇は夢は夢でも、手の届く可能性のある夢だと感じさせてくれていた2022年年の暮れ、種牡馬としてのオーストラリア行きが決定したとのお知らせが届く。

 

阪神カップでの若き優駿との壮絶な叩き合いを制し、あらゆる関係者を恐らく感動させ、そして感謝の雨を降らせて現役生活は終了。

 

万感の想いとともに、なぜダイアトニックのスワンステークスよりも、翌新潟のレッドベルアームとマンドローネを優先してしまったのか、後悔の気持ちが押し寄せてくる。
まぁ今となっては仕方のないこと。口取りに申し込んでもきっと外れていた、と思うことにしよう。


年が明けて、少し落ち着きを取り戻すと、果たして種牡馬代金がいくらだったのか、そのことが気になり始める。


■ で、種牡馬売却代金はいくらだったのか。

クラブからすると40%入ってくるので、レースに使うよりも圧倒的に種牡馬として売却した方が経済合理性はある。例え1000万で売却しても400万は入ってくる計算。
賞金で400万を得るためには、ざっと4000-6000万くらい賞金を稼がなければならない。知らんけど。

 

ネオリアリズムが1000万くらいと拝見したことから、あまり強気にはなれないけれど、円安、最近の充実ぶりを鑑みて、小生の予想というか希望ラインは最低6000万!!!
出資者への配分6割を考慮した時に、G2の1勝分くらいあるといいなと思った次第。

これくらいあれば、来年夢を追いかけることを諦め、種牡馬という栄誉を授かれたことを、素直に喜べる。


結果は・・・「税抜 40,000,000円 分配 22,400,000円」
くぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜。維持費考えたら、ということかもしれないけれど、やはり現役続行して欲しい気持ちが上回るライン!!!!!


でも決まったことは決まったこと。

 

ダイアトニック、そして関係者の皆様、本当にありがとうございました。

出資者として、この馬を最前列で応援できたことは、小生にとって、最高の経験になりました。

特に安田先生の愛情溢れる言葉や、岩田騎手の生涯忘れないという言葉は、胸を熱くさせるものがありました。

 

いつかダイアトニックの子供に、このちょっとした心の損失分を埋めてもらい、夢の続きを追えたら、これに勝る喜びはない。

 

ダイアトニック、第二の馬生もがんばれぇぇぇぇぇぇ!!!!!!