以下の記事で、ツアーで特に見るといった馬についての雑感その2。関西馬編。
全頭録画をした周回動画を見つつ、誠に僭越ながら現時点での小生のお気持ちを表明させていただく。
関東馬編でiphoneで切抜した画像をアップしたけれど、キモいからやめよう。
46 ローブティサージュの23 牡 1/26 470kg 中内田充正 厩舎
現時点で抽優を使えば確率は高そうだけれど、おそらく抽優は回避すると思う。
ラトラースの方が現時点では評価は上。
なんだけど、瞬発力どうか？あたりは予想したい馬なので、動きを見てきたいと思う。
動きは超絶というわけではなかったけれど、適度に硬さを感じて好印象。
この硬さ、なんだけれど、なんというか膝蓋骨周りでキチンとトモで発せられたエネルギーを受け止めて地面に伝え、その反発で次の動作に移れている印象を受けた。
で、その筋肉も完成度が高く、大きなフレームを正しく動かせている印象を受けた。
動きは超絶というわけではなかった、というのはなんとなく一完歩が大きかったり、スピード感に溢れていたり、より力感なく歩けていたり、そんなのが小生のタイプだからこのように評価した。
ツアーだけでみると、去年のラトラースよりも個人的な好みは上。
「広いコースで本領を発揮しそうで、適距離は中距離だろうけど、気性次第でしょう。」とのこと。
そうなんだよな〜〜〜〜〜〜〜気性的に短めと言われてもマイラーとかさらに短いところで・・・という馬体ではないだろうし、そこがリスクなんだよなぁ。で、20万か。
抽優・・・候補にしますん！！
49 タイタンクイーンの23 牝 3/9 437kg 池添学 厩舎
これは評価高くつけすぎている。まぁいいか。
なんだけど、馬体が伸びやかで、フレームも良くポテンシャルが相当あるんじゃないかなと思った故。
さらに動画で見た筋肉の質がとても良く見えた故。
ただ現状、動きはまだまだ荒削りだと思うし、推進力はイマイチにも見える。
トモの容量も小さく見えるのも大きなマイナス。
1勝クラスで頭打ち・・・なんなら未勝利でも驚きはしない。
これは実馬を絶対に見たい。実績では厳しいだろうし、ビビッときたらいきなり抽優候補まで考えている。
周回時の解説でも「そこしれぬポテンシャルを感じさせている」とのこと。「厩舎長曰く、まだ本気で走ったことがないのではないか」という枕詞付きで。どういうことだ！？！？わかるんか！？！？と思わず笑ってしまった。
手前味噌ながら、小生もポテンシャルを感じていたので、目の付け所は悪くないな・・・としたり顔。
歩様は馬体をあまり上下させることなく、推進力を感じて、ジョッキにー背中を褒められそうな印象。
ただ個人的な好みではもう少し中臀筋周りからのパワーを感じて、膝蓋骨あたりがグッと踏み込まれる方がタイプではある。
適性は芝クラシック、秋口のデビューを目指すだろうとのこと。
抽優で1頭と言われると俄然悩むけれど、依然として候補の1頭ではある。
ただツアーに行く前の期待値が高すぎて、少しトーンダウンが本心。
53 プリモシーンの23 牝 2/18 414kg 中内田充正 厩舎
愛したプリモシーンの長女。見ないわけがない。
ただもし2年連続でプリモシーンの子で抽優外れたら！？自我が崩壊すると思うので抽優ではいかない予定。
ただ去年もそう思っていただんけど、ツアーでプリモシークエンスに鞍替えしたんだよなぁ・・・。
筋肉の質はとても良いと思う。少しプリモシーンに近いような完成度の高さ。
なんだけど・・・
周回展示を終わって見に行った時の第一印象は「カワイイ！」だった。フォルムから顔から。
性格は「おとなしい」とのこと。なるほど。芝マイルあたりでスピードがありそうとのことだった。
かわいいんだけど、かわいいんだけど・・・
シルクの実績を考えなくなった今、出資する強い理由は見出せなかった。抽優候補には当然ならず。
不思議と少し寂しい気持ちが。心のどこかで今年もプリモシーンに抽優使いたい気持ちがあったようだ。
59 バラーディストの23 牡 2/28 442kg 吉岡辰弥 厩舎
ちょっと甘めに4点と書いたのは画像があまりタイプではなかったから。
あらためて動画だけ見ると・・・一番良いんじゃないか？とさえ思うデキ。
膝蓋骨と飛節の使い方が最高で、そこで得たエネルギーが背中を通して前に連動している印象。
力強いのに重さを感じない。そして筋肉の質の良さ。
完成度が高いと思う。動画は4.5点、いや5点に訂正させていただきたい。
抽優ですわ！と思ったら大人気！！！あかん！！！
でも実馬の動きも抜群なら特攻考えちゃうかも・・・
少しチャカついていて、超抜きの募集動画ほどではなかったけれど、とてもい馬だと思う。
トモの筋肉のボリュームがとても良く、特に大腿筋周りは目を見張るものがある。
内ヨロが張っているかが、とても重要と岡田牧男氏は言っていたけれど、これが抜群。素晴らしい瞬発力を備えていそう。難癖をつけるなら2400はちょっと長いかも？くらい。
馬に強い気性で、芝のマイルから中距離でいけそうとのこと。
ウィクトーリアの23に加えて、ミスセレンディピティの23もなかなかだったし、サートゥルナーリア凄いな。
抽優候補。
62 キラモサの23 牡 1/27 483kg 高野友和 厩舎
トモの形状なんかはとても好き。ただ動きの方は4点をつけているけれど気になる点も多い。
確かに連動性は感じるのだけれど、少し芯が柔らかいというか、効率よくパワーを全身に伝えられていない印象。
注目はされるも、坂路タイム終い伸びず、実戦向きと評価されて、新馬戦4着みたいな。
クラシック出走の夢は見られそうだし、ふわっと抽優使いたくもなるけれど・・・
実馬を見て最終判断しようではありませんか！
オーラはとてもあった。けれどちょっと馬体は絶妙に好みからは外れる。
周回のコメントでは「冬場はモサモサっとした体型でしたが、春先に運動量が増えて一気にキラキラの好馬体に変貌を遂げた」とのこと。なるほどと。まだまだ良化途上なんですねと。
歩様も、柔らかい上に一完歩が大きく実に伸びやか。股関節を始め、各関節のサスペンションがよく効いている印象。
筋肉も力強く、なかなかのパワーも秘めていそうだ。そう、このパワー。
ちょっと馬体が立派すぎる上に、関節が少し柔らかすぎるかな？とも思うのだ。
コントレイルのような、明らかに素軽さがあり、運動神経の良さそうなタイプとは異なるような・・・。
母系を出す種牡馬なのかもしれない。ディープインパクトと同じ！
お話を伺うと「動かして柔らかさがあり、素軽く、俊敏性もあるとのこと。性格は穏やかで、適性は芝の中距離だろう」とのこと
印象と真逆やんけ。どうやら小生はクレーマー体質のようだ。本当に些細なことに気にしなければ、とても良いと思う。依然として抽優候補。
76 カイルアコナの23 牡 2/5 419kg 茶木太樹 厩舎
画像のバランスが悪く見えて、あとフレームもこじんまりとして合計点は低いけれど、動画はなかなか見どころが多い。
実績でいけるのであれば、検討する馬だけれど、如何せんこういう馬で失敗もした。
レディホークフィールドの23と同じく横で比較して、光るものがあるか確認したい。
筋肉はしっかりと纏っているけれど、ゆ〜〜〜ったりとした歩様で、フレームも小さい。
個人的には印象に残らない馬だった。
普段は大人しく、対応力があるとのこと。ちょっと遅めかもしれないけれど、適性を考慮すると、できれば札幌デビューあたりが良さそうとのこと。
一般での申し込みはもう少し悩みたい・・・と言いつつ、おそらく申し込まないと思う。残念。
81 シュペトレーゼの23 牝 2/14 422kg 新規開業伯舎 厩舎
すごくタイプなんだけど、やはりこういう馬に実績でいって玉砕している。
ただ良いと思うんだよなぁ・・・。重賞で活躍できるかというとそんな気はしないけれど。
ただ馬体重がここから大きくなってくるイメージは湧かず、そうすると想像以上に苦戦するかもしれない。
そういったところ含めてお話を伺ったり、実馬を見られたらと思っている。
思ったほど・・・というのが評価。歩様も一定の推進力を感じるのだけれど、どうしてもフレームの小ささから相対的には目立たず。
また周回中に後肢を蹴り上げる仕草をしたのだけれど、それがちょっと硬いというか、思ったほど足が上がらないというか・・・運動神経に優れたタイプではないのかもしれない。
実馬をじっくり見た時も、凄い！！！というよりもカワイイ！！！が勝ってしまった。プリモシーンの23と同じ。
性格は大人しく、芝向きだろうと。力に秀でたタイプではなく、平坦小回りで期待されているようだ。
一般での申し込みはもう少し悩みたい・・・と言いつつ、おそらく申し込まないと思う。
シルクにもっと忠誠度が高ければ、申し込みんだと思うけれど・・・。
■ ということで・・・
多少方向性は見えつつ、いよいよ何に申し込んで良いのかわからない状態になっている。
ウィクトーリアの23が人気過ぎるから、キラモサの23・・・抽優で良い気もするけれど・・・
アグレアーブルの23はツアーに来なければ抽優だった気もする。ツアーなかったことにすればこの馬だろう。
そもそも牡馬縛りでいいのだろうか・・・。
後少し向き合ってみよう。
