5月、レッドベルアーム、アースコンチェルト、スノーグレースが勝利を届けてくれた裏で、ウルトラブラックがデビューできずに引退、スカイゲイザーが原因不明の跛行により引退と、現3歳世代が志半ばでリタイアすることになった。
■ 出資時の評価
当時の記事を振り返ってみよう。
ウルトラブラックは普通ちょいプラスの評価。スカイゲイザーは画像は普通ちょいプラス、動画はとても良いという評価だったようだ。いずれも成長力を期待しての出資だったことは言えそうだ。100万程度の実績で出資できるから、というのも大きかったことも記憶している。
25 ウルトラブレンドの20 牡 420kg
画像 3.5
トモが少し流れた馬体に見えて、切れる脚は使えなそうな印象。ただバランスよく見えるので甘めの採点。個人的にはウルトラブレンドの16に出資叶うもデビューできなかった悔しさを晴らしたくもある。
動画 3.5
非力さを感じるが、体の使い方は良いと思う。成長力に期待。
42 シングルゲイズの20 牡 418kg
画像 3.5
距離は短いところだろうが、なかなかの好馬体だと思う。体高が伸びてくればさらに見え映えしそうだ。
動画 4
後肢はよく伸び、筋肉の付きも良く、力強い。ただ体高が低く、大物感には欠ける印象。リュラネブラに少し似ている印象も受ける。う〜ん評価が難しいな。でもやはり良い馬だと思うので4!
■ で、何が問題か?
この2頭の悲報、以前であれば、相当悔しく、寂しく、そしてこの馬達の行く末を心配していただろう。様々な感情が押し寄せ、胸を締め付けられる思いだったに違いない。
実際に会ったことがないことも大きいのかもしれないが、この悲報を受けても、「あ、そーっスか。残念す。」程度にしか思えなかったのだ。
金額的損失は出資金額だけで20万ちょい。決して少なくない金額だ。
にも関わらず、「あ、そーっスか。残念す。」くらいにしか思えない。
一口馬主歴7年くらいを過ぎて、不感症になってしまったようだ。
改めてこの2頭を見る。悩んで悩んで出資できたかというと・・・そうでもなさそうだ。
活躍してくれればラッキー、実績でいけるし、実績もキープできるし、という気持ちから出資した面も否めない。
この世代、抽選優先で落選したマローディープと対して変わらない思い入れ。
これでいいのか、一口馬主ライフ!!!
■ スキルヴィングの悲報に胸が抉られる思い
先日のダービーでは辛い出来事があった。手前味噌ではあるけれど、ロスヴァイセの20は真剣に出資を検討した馬。当時、キャロット2年目の小生にとって出資ZEROは最も避けたい状況だったため、一か八かの勝負をしなかったのがスキルヴィング。
勝手にずっとファンとして成長を見守ってきた馬である。
※ ちなみにレイアネラ(シェルズレイの20)も志半ばで引退。出資馬ではなかったものの、手術の際は、心から心配し、更新を見守っていた。
■ やはり超悩んで出資しないとダメだ・・・
出資馬の悲報に淡々と向き合える。そんな鋼の心は求めていない。
今回の悲報で、なんなら酒に溺れ、虚しさからキャバクラに救いを求め、結局救われず、さらに酒に溺れ、自暴自棄になる。
それくらい落ちたかったと言ったら言い過ぎだろうか。
出資馬ではないけれど、スキルヴィングの悲報には耐えられず、未だにその瞬間の映像を見ることができていない。
もし出資馬だったら、、、間違いなく涙を流していただろうし、多分今日は仕事を休み、酒に逃げていただろう。
いまいちど感情的な一口馬主ライフを歩めるように、今年は出資基準を見直そうと思う。特にシルク。
やはり、悩んで悩んで、決断した馬、または直接会って思い入れを強く思った馬、に出資しないと、小生のスタイルには合わないと思う。
今のところは・・・。
というわけで、募集馬見学ツアーに参加しようと思う。