東サラの高評価馬は以下の5頭。過去の馬と比較しながら、どっちがいいんだということで検討を進める。
7 レッドファンタジアの23
6 レッドアヴァンセの23
11 レッドレグナントの23
27 ボインビューティーの23
29 レッドメデューサの23
第2弾はレッドアヴァンセの23と比較するのは・・・エリモピクシーの13(レッドアヴァンセ)!つまり母!偉大な母を超えてその先の向こうへ行けるのか?ということ!
古い話だけれどヴィクトリアマイルのパドックでレッドアヴァンセの印象がとても良く、未だに強く印象に残っているのだ!馬券?ハズレたよ!
東京競馬11R ヴィクトリアマイル パドック直前予想 ◎6 レッドアヴァンセ - 清純派 一口馬主ライフとパドック予想師!誠意の競馬日記と反省
その母の仔に高評価をさせていただいたわけなので、やはり母と比べて・・・というか似ているところがあるか見てみたくなったのだ。
エピファネイアは母の良さを出すタイプではないと認識しているが、やはり気になるのだ。
■ 立ち姿の比較
レッドアヴァンセ、改めて見ても超タイプだ。今年の募集馬にいたら、この馬一択ですよ。背中のラインからトモの張りの美しさといったらもう!皮膚感も薄く見え、前の造りも素晴らしい。
繋ぎが寝過ぎているようにも感じるけれど、気になるところはそれくらい。でも価格は当時のレートで17.5万/口か・・・。たけぇ。今だと一体いくらになるんだろう?100万円/口くらいだろうか?
木村先生がレッドファンタジアの23を評して、「素晴らしい馬だということは、誰が見ても一目でわかります」言ったとか言っていないとからしいけれど、レッドアヴァンセこそ「元祖・素晴らしい馬だということは、誰が見ても一目でわかります」なのではなかろうか。
レッドアヴァンセはデビュー後大活躍。エルフィンステークスを勝ち、牝馬クラシック戦線を走り、パドックで印象深かったヴィクトリアマイルではハナ、クビ差の3着。おや・・・重賞は勝っていないのか!意外だ!
一方でレッドアヴァンセの23。父エピファネイアの遺伝力の強さだろうか。気持ち胴が長く見える。前の造りもシッカリしている点も父寄りだろうか?
重心が低く見えない点や首筋のスラっとした雰囲気は母譲りか。
なんとなく両者の美点を受け継いでいるようにも感じる。
ではトモはどうだろう?レッドアヴァンセもエピファネイアも横から見た感じ、もっと容量があるように見える。
レッドアヴァンセに良い感じでエピファネイアが注入された一方、トモ周りの迫力は削がれたようにも感じる。これは悩ましい。
基本に立ち返ると母はオープン馬で G1 3着実績もある、世代トップクラスの牝馬。母を超えていくのは難しい可能性の方が高い。
ただ母よりも価格は安い。そう考えると、母を超えることは困難でも、違った良さや適性があり、成長の余白もありそうなので、なかなか面白い馬なのではないだろうか?
ついでにエピファネイアの馬体。3ヶ月後こうなっているかというと、それは望みすぎだろうな!!