キングスヴァリュー 葉牡丹賞
キングスヴァリュー 葉牡丹賞4着!
ここを勝てればホープフルステークスが見えてくる、
という欲を隠せない一方で、今年の目標は1勝。
そううまくは行かないという思いの狭間を楽しんだ1週間。
パドックではキングスヴァリュー好馬体が目立つものの、やはり繋の硬さは変わらない。
加えて少し前向きさにも欠ける印象。調教が軽い上での+14キロと合わせて不安は膨らむ。
ただリーディングを争っている名伯楽による仕上げなので、これくらいでも勝てると踏んでいるのか、という期待も持たずにはいられない。
ムーア騎手が跨がり、首をパンパンと叩くと、キングスヴァリューは途端にピリッとなる。これには驚いた。レースが近づいていることを理解したのだろうか。
レースは4コーナーの捲り方に見応えはあったものの、最後伸びきれず4着。
大負けはしなかったが、これが現時点での能力だろう。
クラシックを少しでも夢をみさせてくれてありがとう。
次走はダートを試すとのこと。
もの凄く楽しみである反面、凡走したら、ある種能力の上限がわかってしまう怖さもある。
この感情の振れ幅も一口馬主のおもしろい所なのだろう。
今年の目標であった一口馬主初勝利、が達成された今、次の目標は・・・
今回のレースを経て2勝馬を持つこと、と、新馬戦を勝つこと、になった。
ゆっくりでも良いから一つ一つクリアしていけたらと思う。
いつか古馬となり能力の限界を見た時にも、その馬を同じテンションで応援できるだろうか。それだけが唯一の不安である。
そうならないためにも、一頭一頭、真剣に悩んで出資すべきなのだろうな。