セブンシーズがラストチャンスをものにできなかった。何の見せ場もないレースだった。
レース後はしばし茫然としていた。記憶が・・・ない・・・。
意識を失いながら、何かSHIKATO・・・SHIKATO・・・とうわ言のように言葉を発していたような気がする。
そして月曜日。更新が届く。
ダートが苦手なハービンジャー産駒、馬格もなく地方でどうこうという馬に思えず、
ファンド解散を覚悟していた。ファンド解散の文字を恐れながら更新情報読んでいたのだが、が、が!シルクホースクラブの結論は続行!!
続行っ!!!続行っ!!!!!!続行っ!!!!!!!!!!!!!!!
セブンシーズとの縁が続くこと、何より関係者の皆様にまだ期待されているという事実が嬉しい。
ありがとうございます、シルク様!!
さて、小生には忘れられない馬がいる。その名はパロネラ。プリモシーンの妹だ。
馬体から活躍を期待していた上に、新馬戦も強い馬の中で2着。
相当期待していたが、結果、未勝利で終わってしまった。
小生に、一口馬主の厳しさを最も教えてくれた馬でもある。
セブンシーズのことを考えると、決まってこのパロネラを思い出す。
共通点を挙げるとキリがない。主観も大いにあるが、
・新馬戦が強い馬の中で2着だったこと。
・春頃までは権利をとっても、悠長に構えられていたこと。
・未勝利で終わってしまったこと。
・適距離とは思えないところで繰り返し使われていたこと。
・采配に必ずしも納得がいかなかったこと。
・持っていない・・・と思わされるレースを繰り返してしまったこと。
・そして、地方でファンドを継続してくれること。
地方転厩後、パロネラはどうだったかというと・・・
3回チャンスをもらったものの活かせず、未勝利で終了。
当時のパロネラの記事を振り返ってみると、改めてやるせない記憶が蘇ってくる。
特にテンのスピードがあり、最後一踏ん張りが効かないにも関わらず18を結構使われて、逆に14や12を使ってもらえなかったことは今でも納得がいっていない。
「ここからだ!!パロネラ!!!!」
という一文は涙と酒無くして読むことはできない。
セブンシーズもパロネラほどではないが、納得がいっていないことが多い。
パロネラと比較してみたい。
◆ パロネラ 歯車狂った事柄リスト
- 新馬戦は当然のように除外。年内デビュー出来ず。
- 年明けの新馬戦は本来別レースでデビューするはずだったザダルと同じレースになる。
- 新馬戦で優先権を取ったがゆとりの放牧。
- 2戦目の未勝利戦は除外の憂き目にあう。スライドしたレースでは6着。優先権を取れずにまた放牧。
- 4戦目は3着。上位2頭はデビュー戦。もっと早く勝ち上がっとけ!の2頭に敗退。
- 結局16未満で使われず。可能性を探るレースのバリエーションを探れず。
◆セブンシーズ歯車が狂った事柄リスト
- 2戦目の不可解な惨敗と原因究明がふわっとしていたこと(馬群が苦手とのこと。小生は展開が向かなかったのと、調整が甘かったのでは?と思っている。)。
セブンシーズ 未勝利戦での13着(1人気)に失神寸前!!ダイレクトリマッチを希望しま・・・ - 清純派 一口馬主ライフとパドック予想師!誠意の競馬日記と反省 - ↑の結果からか、距離が短縮されていったこと。
- さらに福永騎手は距離に融通が効きそうといってくれたにも関わらず、短縮の方向に舵を切ったこと。
- 2月、3着の後、優先が取れたにも関わらず放牧に出されたこと。
- 8月7日ではなく8月8日の1200を選んでしまったこと(タイム的には8月7日の方が楽だった)。
おや、こう見ると・・・パロネラの方が圧倒的に最悪だな。。。
セブンシーズが勝ち上がれなかったのは人災だと思い込んでいたが、改めてみると、巡り合わせが悪く、勝てなかった、といった方が正解で、競馬ではよくある話なのかもしれない知人の出資したクァンタムリープに続いてギリギリ勝ち上がれなかったこともあり、鹿戸先生を疑いすぎてしまったのかもしれない。申し訳ありません。
セブンシーズはこれから、恐らく向いていないダートで名前のないゼッケンをつけて走ることになる。
厳しい闘いも予想されるが、ここまでやってくれた方が悔いはない。
セブンシーズ!!ここからだ!!!!